12月8日、事業再構築補助金ポータルに、第12回以降の公募についての見直しと、第11回採択発表の延期がアナウンスされました。
既報のとおり、内閣官房行政改革推進本部事務局が実施した「令和5年度秋の年次公開検証(「秋のレビュー」)」における外部有識者の指摘が要因と考えられます。
以下、転記いたします。
事業再構築補助金に係る第12回以降の公募について
本事業は、11月12日(日)に内閣官房行政改革推進本部事務局が実施した「令和5年度秋の年次公開検証(「秋のレビュー」)」において取り上げられ、下記リンク先のとおり外部有識者によるとりまとめが行われております。
(コロナ関連)中小企業等事業再構築促進基金取りまとめ
従前の枠組みについて、
● 新型コロナ対策としての役割は終わりつつあるので、基金のうちそれにかかる部分は廃止し、もしくは抜本的に事業を構築し直すべき。
● 申請書・財務諸表の精査、四半期ごとのモニタリングといった仕組みが確立されな い限り新規採択は一旦停止すべきであり、それができない場合は基金として継続する必要は認められないため、国庫返納して通常の予算措置とすべき。
● 審査の厳格化とデータの収集の厳格化については、引き続き十分な検討が必要である。
第12回以降の公募については、ご指摘を踏まえた見直しを行った上で公募を再開する予定です。
引き続き、事業再構築補助金については、事業状況の検証・分析等を通じた効果測定を行い、中小企業等事業再構築促進基金の政策目標の達成に向けて、適切に実施していきます。
事業再構築補助金に係る第11回採択発表の延期について
第11回の補助金交付候補者の採択発表は、令和5年12月下旬~令和6年1月上旬頃を予定しておりましたが、審査に時間を要しているため、令和6年1月下旬~2月上旬頃へ延期させていただきます。
補助金交付候補者の採択発表が遅れますことをお詫び申し上げます。
メカサポ★補助金では、事業再構築補助金の動向を、今後もフォローいたします。